植えておいたデージーが花を咲かせ始めましたよ。暴れて咲くのでハンギングにしています。名脇役とされていますが、デージーだけで植えて主役として愛でるのも良いものですね。
四季咲きダールベルグデージー(ティモフィラ)
別名の「ティモフィラ」の方が馴染みがある方もいらっしゃるかもしれません。ディッソディアとも呼ばれていますがなかなか覚えられません。「四季咲きデージー」で調べるとすぐ見つかりますよ。四季咲きとは、1年のうちに何回も咲いてくれるお花のことです。
暖かくなったので風通しが良い南西に置いたところ、次々と花が咲いてくれました。風に揺れてとても綺麗です。玄関の近くに置いているので外出時に眺めると嬉しくて。
私はひとつの鉢にダールベルグデージーだけを植えています。
(4月中旬 自宅にて)
[花言葉]可愛い恋人・恋にもだえる心
[開花時期]4~10月
[形態など]一年草・多年草
※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。
蕾が沢山。これからまだまだ咲いてくれそうです。お花が咲いている時期が長いうえに、病害虫の心配もほとんどないので色々な植物の名脇役として大活躍するお花でもありますよね。だけど私はこの「脇役」が好き。
ドラマや映画でも、陰で支える脇役に注目してしまいます。
主役を輝かせる名脇役
例えばディズニーキャラクターと写真を撮る場合、ミッキーは主役。雲の上の存在的大スターなので緊張してしまいます。だけどチップとデールや、オラフ(アナと雪の女王に出てくる雪だるま)だと抱きしめたくなってしまう。
平凡な自分とどこか重ね合わせ元気をもらえるから。脇役はお話の中で欠かせない存在なのです。
自分を犠牲にしてでも主役を助けたり、大事なエピソードで活躍したり。主役が輝いていられるのは脇役のお陰ですよね。主役より前に出ずに頑張る姿にエールを送りたくなります。
そんな気持ちから、先ほどご紹介した私のデージーのように、脇役的な植物だけで植えることもあります。すると案外新たな魅力を発見できて楽しいです。デイジーは太陽が好きで上を向いて咲くので元気をもらいますよ。
お日さま大好きな懐かしさ
デージーはお日さまに向かって両手を広げるように咲きます。そして、曇りや夜になって少し陽射しが少ないとすぼめます。
デージー(Daisy)というお花の名前は、day’s eye(デイズアイ)が語源だそうですよ。昔からデージーがお日さま好きの花とされていたんですね。なるほどなぁと思います。
それに、このお花の姿は懐かしくもあります。泥んこになって遊んでいた子供の頃に見かけたお花の姿です。道端に小さく咲いていたり、空地にびっしりと咲いていたり。かくれんぼや缶蹴りをして遊んでいた頃を思い出します。小さな私が描くお花の絵は大抵このデージースタイル。大きな丸の周りに楕円形の花びらをぐるっと囲むという形でした。
よく見かけるほど丈夫な植物ということですね。デージーはキク科。同じキク科のマーガレットやカモミールも形が似ています。
<マーガレット>
出展:あなたの街のお花屋さんイングの森|マーガレットおまかせ3種
名脇役ながら、太陽を見上げて頑張るのも良いものですね。