先日、白いタンポポを見つけました。シロバナタンポポです。私の住んでいる街ではタンポポの花は黄色がほとんど。珍しいので、見つけると良い事が起こりそうな気持ちになります。
シロバナタンポポ
(4月上旬 横浜市)
[花言葉]私を探して、そして見つめて
[開花時期]3~5月
[形態など]多年草
※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。
春の代表花といえば「タンポポ」ですね。関東の街中でも、アスファルトの隙間から黄色いタンポポに出会う事があります。だけど白いタンポポ(シロバナタンポポ)に出会うのは稀。私の家は緑豊かな場所で、色々な雑草が生えていますが、それでもあまり出会いません。
見つけたときには、四葉のクローバーに出会ったような嬉しい気持ちになります。不思議なもので、探していると無いものです。
自宅の近所で何気なく歩いていたら、ちょこんと足元に咲いていました。白いお花は清楚に感じますね。「キバナシロタンポポ」といって、シロバナタンポポと見た目はそっくりで、花びらが黄色と白色が混ざっている種類もあるようです。
私が出会ったのは花びら全体が表も裏も白かったので「シロバナタンポポ」だと思います。調べたところ、関東ではあまり見かけないようです。そのためか「種」を販売しているお店もあるようですよ。さすがに苗は売っていません。
なかなかお目にかかれないと思うと欲しくなるものですね。
シロバナタンポポが咲く場所
出展:千草園芸
タンポポ属は北半球の温帯から寒帯にかけて約2000種あり、日本にはほかにエゾタンポポ、ミヤマタンポポ、シロバナタンポポなど約10種が自生する。
シロバナタンポポは白色の頭花をつける点で特異な種で、人里に生え、関東地方以西の本州から沖縄、とくに中国、四国、九州地方に多い。
温かい地域に多いようですね。
育つ地域が違うだけで、それほど珍しい植物でもなさそうです。
タンポポは英語で「ダンディライオン」
タンポポは英語で「ダンディライオン」と呼びますよね。ガーデナー講習で知ったんですが、フランス語で「ライオンの歯」という意味だそうです。葉がギザギザしていることが由来なんですって。
私は「ライオンのたてがみ」みたいだからかなと思ってましたが、歯を意味しているとは着眼が色々で楽しいです。ダンディライオンといえば、ユーミンの歌にもありましたね。
♪きみはダンデライオン 傷ついた日々は
彼に出逢うための そうよ運命が用意してくれた大切なレッスン
今素敵なレディになる
(一部抜粋)
前向きになれる良い歌。1998年リリースなのでもう20年経つんですね。
何かにつまずいても、それは未来に輝くための必要な経験という意味でしょうか。あんまり深い傷は嫌ですけど、そんな考え方で前向きになれたら嬉しいです。
春は、命が一斉に顔を出す強いエネルギーに溢れています。人も前向きになれるようお手伝いをしてくれる季節かもしれません。