小さなスミレ?勝つべくして勝つ「ツタバウンラン」のたくましい生き方

10月
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私は小花が好きです。特に、世間一般では「雑草」として認識されているような、景色に溶け込んでいるようなお花。春になるとそんな小花が沢山咲きますね。中でもツタバウンランはとても好きです。

遠い夢「ツタバウンラン」

ツタバウンラン

道路のひび割れや排水管、城壁などの土が少ししかない場所でもツタバウンランを見かけます。少しスミレに似ていますね。

お花はとても小さくて、直径1センチ未満。匍匐(ほふく)性でどんどん横に広がって成長します。茎が茶褐色で柔らかく葉っぱの形も可愛い。この植物は園芸店で入手するのは困難でしょうね。一般的には雑草扱いだと思いますよ。

(匍匐(ほふく)性というのは、芝などのように地面に広がって育つ植物のことです)

自己主張するような雰囲気ではないですね。普段気が付かないのに、いざ出会うとハッとする美しさに足が止まります。清楚で大人しそうなのに伸びやかです。

 

<ツタバウンラン>

ツタバウンラン

(4月下旬 横浜市にて)

[花言葉]遠い夢

[開花時期]3~11月

[形態など]多年草・つる性

 ※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。

 

タンポポと比べるとこんな大きさです。

ツタバウンランとアポロ

(4月下旬 横浜市にて)

タンポポの右側に小さく咲いているのがツタバウンランです。金平糖みたいで可愛い。私が近所でこの植物を見かけるのは、太陽が当たる場所よりも、少し湿り気があって半日は陰になるような場所。秋深くなっても見かけますよ。

全く違う科ですが、ロベリアにもお花の形が似ていますね。

ロベリア

ロベリア

 

ツタバウンランは暑さ寒さに負けず、たくましい植物です。見慣れた雑草かもしれませんね。

勝つべくして勝つ!ほんとうの雑草魂

雑草といえば「雑草魂」という言葉がありますね。へこたれない強い精神を言う時などに使われます。どんな場所でも生き抜いていく、踏まれても立ち上がる強いイメージ。

でも・・・実は違う解釈もあるようです。強豪が育つ場所で生きていけないから、負けると分かっているから同じ場所で戦わない。踏まれたり抜かれたりする逆境をあえて選んで挑むという考え方です。

状況を見極めて、自分の生きる道を選ぶ。確実に負ける場所では戦わない。単純にただ頑張れば叶うわけではなく、なぜダメなのか、どうやったら叶うのか。逆境でも可能性が大きい方に進むという力強い生き方です。

「勝つべくして勝つ!」この言葉は、孫子や福本伸行さんが描く漫画カイジでも使われる戦略ですが、まさにこの生き方こそ最強ではないでしょうか。運や頑張りや見栄ではなくて、確かなものを探ろうとするチカラを持つ事も、時には必要だと思うのです。

 

だからこそ、こうして足を止めてしまう魅力があるのかもしれません。種の保存のために、少ない土の場所(逆境)を自ら選んだんですから。

生き物はたくましいですね。命を輝かせているその姿に心惹かれます。

10月11月3月4月5月6月7月8月9月つる性多年草
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